あわい──それは、ふたつのもののあいだ。
境界でもあり、通い合う余白でもあります。
このたび開かれるのは、服と茶、その “あわい” にひらく静かな場。台湾で服をつくる鄭惠中（ヂェン・ホェイチュン）さんの服と、雫石町でお茶を焙煎する「焙茶工房しゃおしゃん」の前田千香子さんの茶が、同じ空間に並びます。
衣は風をはらみ、からだに沿い、日々に寄り添う。
茶は香りをまとい、温度を宿し、こころをゆるめる。
土地に根ざしながら、それぞれの手が紡ぐものは、素材を見つめる静かなまなざしと、季節や風土への深い共感です。「あわいの茶會」は、そんなふたつの手しごとが、やさしく出会う場所。お茶の香りをたどりながら、服の肌ざわりにもふれる。そんな時間が、日々のなかに小さくひらかれます。
どのお茶に出会えるかは、その日、その場のめぐりあわせ。
岩手の気仙茶、奈良の健一自然農園の自然栽培茶、台湾の焙煎師・宋さんが焙煎した烏龍茶、中国雲南省のプーアル茶など。その時の空気を感じながら、前田さんがふさわしい茶葉を選び、一煎ずつ丁寧にお淹れします。お茶の淹れ方やおいしく味わうコツなども、前田さんから直接聞いていただけます。香りや味わいがぐっと身近に感じられるひとときになるかもしれません。
どうぞ、五感のひとつひとつをひらいて、
あわいにそっと身を置くような時間をお過ごしくださいね。
開催日時｜2025年8月9日（土）
�� 11：00〜12：00 （受付開始 10：45）
�� 14：00〜15：00 （受付開始 13：45）
�� 16：00〜17：00 （受付時間 15：45）
定員｜各回 4名（事前予約制）
講師｜焙茶工房しゃおしゃん 前田千香子
参加費｜2,000円（税込）お茶とお菓子
※当日、現金でお支払いいただきます
≪注意事項≫
・イベントの様子をスタッフが撮影します。ご了承ください。
・都合により、中止または内容が変更になる場合に限りご連絡いたします。
・予約状況によっては当日参加も可能です。
